2006年7月08日
35.白川郷に行って来ました
今日は梅雨の合間で珍しくお天気の良い週末になったので、あの世界遺産に認定されている「白川郷」へ行ってきました。
「白川郷」のある岐阜県大野郡は、富山県や石川県との県境にあるので、自宅のある岐阜市からは、片道130kmの距離です。普通なら「東海北陸自動車道」を使って「荘川IC」で降りるのですが、別に急ぐ目的もないので、ひたすら国道156号線を北上しました。
空いていてハイペースで走行できたので、自宅を出てから約2時間半で到着しました。
白川郷とは萩町という小さな集落なんですが、メインの通りは、けっこう観光客のバスやクルマの通りが多かったです。
でも、一本中に入ると、集落の中はこのようにのんびりとした田舎道です。今日は土曜日でしたが、けっこうな人出がありました。
集落のいたるところに、このような合掌造りの家が建ち並んでます。
これらの家の大半は、純粋な観光用ではなく、本当に住民の方が住んでおられるんですよ。
観光用ではないと言うものの、実際は「民宿」として経営されている建物も多いようです。でも、観光シーズンでない普段は、やはりここで住民の方が暮らしているんですよね。
こちらの建物は純粋に見学用に開放しているもので、入館料を支払うと中に入れます。
中二階を含めると、なんと5階建てなんですよね。
こちらが、その建物の中です。合掌造りという独自の建物の構造が良く分かります。
家の一階部分は普通の造りに見えますが、二階以上の部分(全て屋根裏とも言える)は、縦の柱が一本も無く、屋根そのものが建物を支えている構造なんですね。ですから、内部はこんなぐあいに講堂のように広々としてます
こちらは、屋根を裏から見たところです。屋根であり壁でもあり、という造りですが、このように釘や金物は一切使わずに、全て荒縄で柱と柱を縛り付けているだけなんです!
この建物の3階から見た外の景色です。山の緑がとても綺麗ですね。
集落の様子がよく分かります。
ほかにもこんな光景がずっと続いています。
集落から歩いて15分ほどの高台にある「展望台」に来ました。白川郷が一望できる絶景のポイントです。
ポスターなどで良く見かける風景は、たいていここから撮った写真なんです。白川郷に来たら、ここに立ち寄らないといけませんね。
帰りも高速は使わずに、156号線をひた走りました。ベクトラで行ったのですが、往復260kmの燃費は11.8km/Lでした。
この日は午前中から30度を超える暑さだったので、エアコンはフル稼動状態での燃費です。
交通条件が良いこともありますが、まずまずの燃費ですよね。
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