2007年01月25日

40.南知多へ旅行してきました

今日は平日にお休みを頂きましたので、両親を連れて南知多へ旅行に行ってきました。身体の弱い両親を乗せていくので、あまり遠くに行けませんが、少しでも暖かい所へ行きたい。というのが南知多を選んだ理由です。
近い所なので、岐阜を出発したのは午後でした。


知多半島有料道路のサービスエリアです。1月だというのに、木々が南国っぽいです。


すぐに目的地に向かうつもりでしたが、「常滑」の看板を見た両親が、「常滑といえば常滑焼が有名よね!」と言うので、急遽常滑へ寄り道して「常滑焼卸団地」に行ってきました。


ここは18もの陶器店が並んだ工業団地のようなところです。両親は、つい色々な陶磁器を買ってしまいました。


その後、目的地の南知多「豊浜」へ向かいました。
宿に入るには少し時間がありましたので、「師崎港」を見学。 いかにも漁港ですが、渥美半島の伊良湖港行きのフェリー乗り場でもあります。




それにしても、海と空の色がめちゃくちゃ綺麗ですね~。名古屋の都心から1時間程度だというのに、全然景色も空気も違います。


ちょうど夕日が沈みかけてきて、夕日も綺麗でした!


今晩の宿泊先は、豊浜にある「花乃丸」という旅館です。


この旅館に決めた一番の理由は、部屋の座敷に露天風呂があるからなんです。 部屋の障子を開けると、このように海を見渡せる庭があって、24時間いつでも入れる露天風呂が設備されているんです。




これなら、自分の好きな時間に誰にも気兼ねせずに露天風呂に入れます。これは本当に快適でしたね。
海を見渡しながら、ふと空を見上げれば、びっくくりするほど星も綺麗でした。夜2回と朝にも1回入ってしまいました。


夕飯は、1階の個室料亭で食べさせてもらえます。


当然ながら、美味しい海の幸をたらふく頂いて、うちの一家は大満足でした。


食後は館内を少し散策。


それほど大きな旅館ではありませんが、調度品などが凝ってました。


ぐっすり眠って翌朝目覚めると、朝焼けの海に何隻もの漁船が出漁してました。清々しい光景ですね。


朝食は大広間でのバイキングですが、こちらも海の幸が一杯で、朝から堪能してきました。


平日だというのに泊まり客はけっこう大勢でした。リピーターが多いのじゃないかな?


朝風呂も浴びてゆっくり過ごしてからチェックアウト。
なんと、お客さん一組ずつに「ドラ」を鳴らしてのお見送りです。


親切な従業員さんが「ぜひ記念写真をどうぞ」と撮ってくれました。


こういうサービスがリピーターを増やすのでしょうね。


チェックアウト後は、海岸線を北進して「豊浜さかな広場」でお買い物です。それほど大きな市場ではありませんが、お魚はどれも新鮮でしたね。


何を買おうか、大いに迷っています。


結局、アジとサバとカワハギのひもの、それに好物のめんたいこなどを購入しました。 帰宅後にさっそく晩ご飯で食べてみましたが、どれも美味しかったですね。


市場の外は、漁港ならではの風景です。


さかな広場を後にして、海岸線を更に北に進むと、海水浴場のある「内海」です。この辺り景色も良いですね。海岸線にクルマを停めて、しばし休憩です。


1月だというのに、こんな風景を見るとどこか南国のようですよね。


今日は本当に暖かかったんですよ。のんびり海岸線を散策できました。


中部国際空港が近いので、飛行機が近くを滑空しています。


のんびり釣りを楽しんでいる人も居ました。




海岸線をさらに進むと、真っ白な綺麗な灯台が見えてきました。野間崎にある「野間灯台」です。


小さな灯台なのですが、何と言っても海と空が綺麗なので、絵になりますね。


今日は本当に良い天気でした。




その後は少し内陸に向かって、「野間大坊」へ寄ってみました。




この野間は源義朝の最期の地なので、境内には義朝の墓があります。 古いお寺ですが、なかなか由緒があるそうです。


平治の乱に敗れて東海道を下ってきた源義朝は、鎌田政清の舅の長田忠致の許に身を寄せるのですが、忠致・景致父子は平家からの恩賞目当てに湯殿(お風呂)で義朝を欺いて殺してしまいます。
この時、義朝は「我れに木太刀の一本なりともあれば」と叫んだとされます。 このため、野間大坊にある源義朝のお墓には、このように木刀が山のように供えられています。


境内には「忠魂碑」もあります。西南戦争以降の戦死者を弔っています。




2日目はこれで帰路につきました。平日にとっても楽しい旅行させてもらえました。
仕事の疲れもいっぺんに飛びましたし、両親にも喜んでもらえました。よかったよかった!

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