2022年05月26日

505. ナンバーの変更にチャレンジしたけど、玉砕！！（泣）

【正確性を期すため、内容の一部を更新しました（2025.09.05）】

僕は岐阜県から兵庫県へ自家用車の登録住所を変更するため、一週間前に「自動車保有関係手続のワンストップサービス」（略称「OSS」）というサイトで手続きしました。

前回のブログ
ナンバーの変更にチャレンジ中

今回はその続編です。
悩みながらなんとか受付処理が完了し、次は車庫証明の取得です。
警察による現地確認に数日要するとのことなので、毎日サイトにログインして進捗状況を確認してました。しかし「受付審査中」のステータスから全然次のステップに進みません。（焦）


流石に不安になってきて、今日、陸運局に電話で問い合わせてみました。

しかし、問合せ専用ダイヤルの音声ガイダンスには、質問したい事項のプッシュ番号がありません。（泣）
仕方なく代表電話に電話しましたが、「ただ今電話が混み合っています。。。」
何度もかけ直してようやく繋がりました。
事情を説明すると、先程の問合せ専用ダイヤルには「オペレーターに繋がるプッシュ番号がある」と教えてくれました。
「え～っ！　音声ガイダンスではそんな番号教えてくれなかったぞ！！」（怒）

もういちど掛け直してその番号を押して、やっぱりの「ただ今電話が混み合っています」攻撃にも負けず、根気よく待ったらようやく繋がりました。
もう一度事情を説明したら、「それはOSSに照会して下さい」と、また別の電話番号を告げられました。（泣）

これぞお役所ならではのお家芸「たらい回し！」　この伝統芸は今も健在だったのですね。（爆）

そんなことを繰り返して、ようやくお話ができる「人間」に出てもらえました。（嬉泣）

サイトの進捗状況照会を説明したら
「住民票コードは入力されましたか？」
「いいえ。そんなコードは知らないので入力しませんでした」
「あ～っ。必須入力になっていないので皆さんよく間違われるのですよね～。入力しない場合は住民票を提出してもらう必要があります」
「ええっ？！　そうなんですか？　今から住民票を郵送すれば良いですか？」
「郵送ではダメです。住民票は陸事の窓口に持参してください」
「ええっ？！　何のためのオンライン申請なの！（絶句）」「他に方法は無いですか？」
「今回の申請は放置して、最初からもう一度、今度は住民票コードを入力して申請して下さい」
「そんなことして大丈夫ですか？　車庫証明も手続しているので、警察署に二重申請になりませんか？」
「警察署にはまだ何も情報が行ってません。このまま放置しておけば15日後に申請は自動的に却下されるので、二重申請にはなりません!」

ひえ～～っ！！

「皆さんよく間違われます」で済ますのですか！
不備があっても、一切何も連絡してくれないのですか！
不備のまま放置しておけば申請は自動的に却下されるので、それで良いんですか！
そもそも、不備があるなら完了画面なんて表示するな～っ！


そんなこととは露知らず、1週間ずっと待ってた僕がアホでした。（大泣）

陸事事務所に行くには片道1時間以上かかりるし、ナンバープレートを受け取るために、数日後にまた行かなければなりません。僕は迷わず前回の手続きは放置して、もう一度最初からやり直すことにしました。

ちなみに、これが「住民票コード」の入力画面です。
他は「必須入力」になっているのに、この項目は「任意」になってるんですよ！（怒）


こちらが新たに登録し直した手続きの状況照会画面です。

やっぱりステータスは「受付審査中」で、前回と何も違いません。
本当に大丈夫なんだろうか。。。。（汗）

ちなみに「住民票コード」とは、かつての「住基ネット」で使われていた番号のことです。
そして実は今も、国民は出生と同時にこの番号がユニークに附番されているんです。
「それってマイナンバーじゃないの？」と思いきや、マイナンバーとは全く別の番号なんです。

しかもマイナンバーには現住所しか記録されていないのに、「住民票コード」には過去に転居した住所が全て記録されているんです。
OSSでマイナンバーカードを挿入して操作してたので、てっきり自動的に転居記録が反映されているものと思っていましたが、とんでもない大間違いでした！
マイナンバーカードは単なる本人確認のためだけで、転居記録は「住基ネット」（住民票コード）にしか保管されていないのです。

ところが、普通は誰も自分の「住民票コード」を知りません。
「住民票コード」は住民票にしか記載されていないのです。しかも住民票を取得する際に、オプション設定で「住民票コードを表示する」を選択しないと印刷されないのです。
最近はコンビニのマルチ端末でも住民票を取得できますが、なんとマルチ端末には「住民票コードを表示する」のオプション設定がありません。つまり、住所コードが表示された住民票を取得するには、市役所に行く以外に方法がないのです！（怒）

そもそも住民票が欲しい訳ではなくて、「住民票コード」だけ教えてもらえば良いのです。そのことを市役所に問い合わせたら、たとえ窓口でマイナンバーカードや運転免許証などの本人確認資料を提示しても、「住民票コードは教えません！」と言われました。

それっていったい何なの！　完全に理解不能です！


実は今回、自宅の不動産登記住所も変更しようと、法務局のサイトで色々調べてみました。
すると、「住民票コードを記載すれば、住民票は不要である」ことが判明。

なんと、色んな行政の住所変更手続きにマイナンバーは全然役に立たないけど、「住民票コード」さえあれば、どこも住民票の提出なんて不要なんです！
しかもマイナンバーカードは専用のアプリやカードリーダーをインストールして読み込まないといけないのに、「住民票コード」は番号を記入（入力）するだけで良いんです！

こんな便利なシステムがあるのに、「住基ネットカード」はマイナンバーカードが交付された際に使えなくなりました。

こんなアホな話あるか！　と思うのは僕だけでしょうか？


続編です　ナンバーの変更　やっと完了しました（嬉）

前回の話　ナンバーの変更にチャレンジ中


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