2023年04月21日
571. 今度はキッチンの混合栓を修理
自分の備忘録を兼ねてますので、またしても水栓の修理ネタで済みません。
わが家は2年前に室内リフォーム済みの住宅を購入しましたが、最近もうシステムキッチンの混合栓のレバーの動きが渋くなってきました。レバーを動かすと、水量も温度も「コゴッ!」「ギギギ~」という音と手応えで、大変不快なんです。
普通の水栓は専用のグリスを塗れば改善することもあるらしいですが、シングルレバータイプの場合は、内部のカートリッジを交換する以外に方法はないそうです。
この図の【補修用性能部品】と書いてある部品です。
この混合栓は、SANEI製の「K87120EJ-HTA」という製品です。
取説には補修用カートリッジの型番は「MU101-160X」と記載されてましたが、ネットショップで検索すると、後半の型番が「160XT」や「160DXT」など、微妙に異なる商品しかヒットしません。
そこで、これらでも適合するかどうか念のためにメーカーに問い合わせたところ、「MU101-160XT-S1」という改良型が適合します。との回答でした。
しかしこの型番もネットで全くヒットしません。それどころか、このメーカーのHP内の商品検索でも出てきません。しかも取扱店で購入してくれとのことです。(汗)
なんじゃそれ??
仕方なく、近所のホームセンターで取寄せを依頼。
メーカーカタログにも載っていない型番のため、ホームセンターもメーカーに取寄せの可否を問い合わせることから始めたので、商品が到着するまで2週間以上もかかりました。(疲)
やっと届きました。
箱は別商品の流用で、プチプチに包まれただけの簡易包装でした。どうやら完全に業者さん向けの補修部品のようです。
シンク下の元栓を締めて交換作業開始。
レバーの根元の丸いカバーを取り外すと、小さなイモネジが現れるので、2mmの六角レンチで緩めます。錆で固着していたので、レンチが舐めてネジが壊れないか冷や冷やものでした。
無事にネジが緩んで、レバーを外すとカートリッジ部分が現れます。
アルミ製のカバーをモンキーレンチで緩めて、カートリッジをスッポリ抜きます。
新旧比較です。右側の灰色が新しいカートリッジです。
底には穴が3つ開いてます。冷水と温水、あと一つは何の穴なんでしょう??(謎)
本体部分です。本体とカートリッジ底には2つの凸凹があるので、これで位置決めされるようです。水垢などを掃除してから取り付けました。
カートリッジは上手く取付けできました。
レバーを取り付けて完成です!
レバーはスイ~スイ~と恐ろしくスムーズに動きます。とっても快適です!(嬉)
ちなみにネットで検索していたら、この製品は直ぐにレバーの動きが悪くなるという書き込みが沢山ありました。カートリッジを交換しても1~2年でまたダメになったという人も居ました。
検索で見つからないような改良部品が出ているのは、こんな理由なんだろうと思います。
この改良部品はどれだけ持つかな~~(笑)
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