2023年04月30日

572. DIYで雨樋を追加しました

自宅の修繕DIYネタです。自分の備忘録を兼ねてますので、悪しからず。。。

わが家は約2年前に購入した築36年(今だと築38年)の中古住宅で、室内はリフォーム済みでしたが、外観はほとんどリニューアルされていませんでした。そこで僕が購入後に業者へ発注して、ヒビだらけでカスカスだった外壁を塗り替えて、色褪せてボロボロだったスレート屋根はガルバニュウム鋼板で上張りしてもらいました。
おかげで雨漏りの心配は無くなりましたが、以前から雨樋の一部が無いのが気掛かりでした。

自宅の屋根はこのように片流れになっています。この図の右端になりますが、敷地の関係で屋根の角が斜めに削られているのです。


上から見た図です。約50cmほどですがここだけ雨樋がなく、雨水は直に地面に落ちてます。(汗)


雨が降ると、こんな感じで雨水がボタボタと地面に垂れてます。



屋根が傾斜しているため、真っ直ぐな雨樋を通せないのは理解できますが、大雨が降ると敷地に水溜まりができてました。(泣)

業者に依頼したら「3万円」の見積もりでした。「まっ、良いか」とお願したのに、ちっとも来てもらえません。恐らくこんな儲けにならない仕事は受けたくないのでしょう(汗)。
そこでDIYで雨樋を追加することにしました。
ところが軒は結構高くて、手持ちの脚立では全く届きません。長い梯子を購入しても、梯子を立てかける場所は軒しかなく、そこは雨樋を取付けたい場所です。しかも敷地の関係で梯子は垂直に立てないといけないので、梯子での作業はとても無理です。(汗)
そこで作業のための足場を組むことにしました。

ジャーン! こちらです!

見ての通り「スチール棚」です。(爆)
でも、これらは余り物の寄せ集め資材で作ったので、材料費はタダです(笑)。ただし柱の長さは不揃いですし、なによりも圧倒的に材料が不足しているので、大人がそ~っと上に乗るのがやっとという、最低限の強度しかありません。(汗)
石垣のフェンスに横柱を1本だけ繋げて、辛うじて転倒を防止しています。(汗)

近所のホームセンターで材料を揃えてきました。10.5cm幅の雨樋と取付金具です。
本当は既存の雨樋と色を揃えたかったのですが、売られていないので仕方ありません。


雨樋は屋根の破風ギリギリに取付けたいのですが、この金具は5cmほど腕が延びているので、金具を曲げ直して加工しました。(上が加工前、下が加工後です)


加工にはこんな金床が役に立ちました。


ぐらぐら揺れるスチール棚の上で恐る恐る作業して、取付け完了です。


色も形も違和感がある雨樋なので、できるだけ丈を短かく製作しました。ところが実際に雨が降ると、屋根鋼板の押さえ材の外側を伝った雨水が滴ってくるのを発見。(泣)
雨樋の位置をずらしてなんとか受けましたが、大雨だとカバーしきれない感じです。(泣)

そこで、再度作り直しです。
今度は別のホームセンターに行ったら、なんとパナソニック製のミルキーホワイトの雨樋が売られているではありませんか! しかも取付け金具は同色かつ腕が短いタイプです。(嬉)


今度はもっと丈を長くして、多少の大雨でも絶対に横漏れしないように製作しました。


納まりもバッチリです。


雨樋の下端を斜めにカットしたので、既存雨樋への排水もバッチリです。


下から見上げても違和感無し!!(と、自負しています。笑)


これで梅雨がやってきても安心です!


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