2024年02月11日

613. 突然の入院!(泣)

僕は血圧が少し高いため定期的にかかりつけ医のお世話になっていますが、大病したことはありません。ところが先日、突然入院する事態になりました。
自分の備忘のために顛末を掲載しましたが、大腸の病気ゆえにお見苦しい写真がありますので、お食事前の方はスルーして下さい。(爆)






【1月28日(日)】
夕方からお腹の調子が悪くなってきて、何度もトイレに駆け込みました。

【1月29日(月)】
市販の胃腸薬を飲んでも全く改善しないため、午後の診療開始時間を待って、かかりつけ医に診てもらいました。
扁桃腺が少し腫れていたので「胃腸風邪ではないか」と、飲み薬を処方してもらって帰宅。
食事は消化が良い「うどん」しか食べていませんが、下痢は一向に改善されず腹痛も酷くなってきました。さらに夜になると便に血が混じってきました。(汗)


【1月30日(火)】
前夜から下痢と腹痛に悩まされ安眠できません。便はとうとう水溶性になり、トイレットペーパーは血のりがべっとり。。。(大汗)


朝一番でかかりつけ医へ駆け込むと、すぐに近所の総合病院への紹介状を書いてくれました。
その足で病院を受診して腹部をCTで撮影してもらったら、大腸(特に直腸と結腸)に酷い炎症が見つかりました。「食中毒か何かの菌に感染した可能性が高い」と診断され、そのまま緊急入院することになりました。(汗)
医師はしきりに「生肉などを食べなかったか?」と質問しますが、僕は特に思い当たりません。。。

ところが、入院のための感染症検査を受けたら、なんと「新型コロナウィルス」の陽性判定が出たと告げられました。 ヒエ~っ!(驚)
まさか「新型コロナウィルス」に感染していたとは思いもよりませんでした。そう言えば先週の火曜日(1月23日)の深夜、就寝中に息苦しくて大汗をかいたことがありました。恐らくこの時に発症したのではないかと思います。「弱り目にたたり目」とは正にこのことです。(大泣)
泣きたかったのは僕だけでなく病院も困惑したようです。大慌てでコロナ病棟の病室を準備してもらうことになりました。(汗)

ほどなくして病室へ案内されました。


病室は2人部屋ですが隣のベッドは誰も使っていません。広い病室は僕が一人占めです。


トイレに行くと、ボタボタと「血液」だけが大量に出てきます(大泣)。


しかも、腹痛は容赦なく襲ってきます。もう痛くて痛くて、エビのように背中を丸めてお腹を抱えていないと耐えられません。「うぇ~ん。誰か助けてくれ~」(泣)
看護師さんに窮状を訴えたら、点滴に「鎮痛剤」を加えてくれました。これでかなり楽になりました(嬉)。暖かい個室で点滴を受けながら天井を見つめていたら、一気に眠気が襲ってきました。


【1月31日(水)】
「血液だけの便」は、この日の朝が一番酷い状態でした。
腹痛も治まらないので、定期的に「鎮痛剤」を処方してもらいます。

それでも、午後になると痛みがだいぶ和らいできました。トイレに流れる「血液」も次第に少なくなってきて、夜にはほとんど血液が混じらなくなりました。(嬉)

少し落ち着いたので昨日手渡された「治療方針書」に目を通すと、入院期間は「2週間」と書かれています。「え~っ! そんなに~!・・・」


【2月1日(木)】
入院以来、毎朝担当の医師がやってきて経過を説明してくれます。

明日でコロナ隔離は解除予定ですが、「O157感染」の疑いがあるのでもう暫く隔離が必要。入院翌日に検便した検体を培養して検査しているが、まだ結果が出ないので何とも言えない。

とのことでした。

便にもう血は混ざっていない感じです。といっても、月曜日の夕方に「うどん」を食べたのが最後なので、もう丸3日間も絶食中。ほとんど何も出ませんけど。。。

ところがこの日は初めて夕食が出ました!
「重湯」「じゃがいもポタージュ」「カル鉄飲料」の3品。といっても全て流動食なので、完全に「そんな味がする飲み物」でした。(笑)


【2月2日(金)】
この日も担当医が状況を説明してくれました。

入院時は「13,000」もあった白血球の値が、今朝の採血では「4,000」と正常値に下がっているので、順調に回復しています。でも検体の結果が出るまで、隔離は解除できません。

その後、自分で血液検査結果の資料を眺めていたら、「中性脂肪」や「コレステロール」が、いつもより良好な数値になっていることに気が付きました。3日間の絶食と1週間のアルコール絶ちのおかげで、健康体になりつつあるようです。(爆)

今日は朝食も出ました。「重湯」「味噌スープ」「低脂肪牛乳」です。
「重湯」は全然味がありませんが、それでも食べられることの有難みをつくづく感じます。


昼食は「重湯」「アップルジュース」「人参ポタージュスープ」


そして夕食は「白身魚の煮付け」「ほうれん草のお浸し」「里芋煮」「豆腐煮」「白桃缶」と豪華版! でも全てドロドロのペースト状です(汗)。言われてみると、確かにそんな味がしますけど。。。(笑)


今日は点滴のチューブを一時的に外して、シャワーを浴びることができました。身体を洗えるのは6日間ぶり。あ~っ気持ち良かった!(笑)

【2月3日(土)】
今日の朝食は「重湯」「じゃが芋、玉ねぎ、人参の煮もの」「スクランブルエッグ」ですが、やはり原形を留めないドロドロのペースト。もはや宇宙食ですね!(笑)


昼食は、節分の特別料理でした。
「節分の豆まきを表現した 澄まし汁」と「豆の代わりの たまごボーロ」だそうです。


そして午後から急に部屋を移動することになりました。
今までは「コロナ専用隔離病室」でしたが、コロナの隔離期間が終了したため退去なんです。でも感染症の懸念があるため、また別の個室に移動です。


今度は部屋にお風呂がありませんが、トイレはあるので助かります。点滴チューブをぶら下げたままの用足しは、なかなか大変なんですよ~(泣)


午後になって検便の結果が出ました。「O157」は「陰性」とのことです!!
でも、症状がいかにも疑わしいので、もしかすると再検査するかもしれないとのことです。
「う~ん 悩ましい・・・」

【2月4日(日)】
今日も相変わらず点滴に繋がれてベッド暮らしです。もう腹痛も治まり気分も楽になってきたので、そろそろ退屈になってきました。(笑)

夕食はやっと食事らしいメニューになってきました。ささやかな楽しみですが、正直、嬉しいです。


【2月5日(月)】
今日の夕食から、ご飯は「5分粥」などではない「全粥」になりました。


お通じもほぼ正常になり、やっと退院が見えてきた気がします。

【2月5日(月)】
担当医との会話です。

医師:「O157」が出す「ベロ毒素」が発見されなかったので、何か別の細菌への感染だと思われます。大腸カメラで検査するという選択肢もありますが、大量の水を飲んで腸内を洗浄するのでかなり酷な検査になりますが。。。
僕:大腸ガンの可能性はありませんか?
医師:CTの画像を見る限り、大腸ガンの可能性はないと思います。
僕:それなら、カメラは止めておきます。

せっかくお通じが正常になってきたのに、また腸内を荒らすのは勘弁して欲しいので。。。(汗)

【2月6日(火)~9日(金)】
2月6日の夕食から、お粥ではなくご飯になりました。お肉も出てきました。(嬉)


そして2月7日の朝食には、食パンが出てきました! もう完全に普通食です!


そして2月7日の午後に大部屋へ移転しました。今度は3人部屋ですが先輩患者さんのイビキが凄い・・・(泣)
この頃から点滴も外れ、ベッドの上で「喰っちゃ寝」しているだけの治療になりました(爆)。
僕的にはもう退院しても良さそうな気がするのですが、抗生剤の副作用で肝機能の数値が悪化してしまったので、その回復を待って入院が長引きました。

そして、2月9日(金)の午前。めでたく退院することができました!

結局、正確な原因は不明のままですが、完治したのでまあ「良し」とします。
思いもよらない11日間の入院生活は長かった~っ。やはり健康が第一です!


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