2013年08月11日

57.ポータブルナビを購入しました

サンデー・パパと家内は、休日になると用もないのに?あちらこちらフラフラとドライブするのが趣味です。
しかし、407の純正ナビは、既に地図データの更新が終わってしまいました。
それと、家内は旅行雑誌「マップル」がお気に入りで、雑誌に掲載されている観光地やお店によく行きますが、「マップル」を何冊も持ち歩くのは面倒です。
そんな折に、マップルの情報ガイドが掲載されたポータブルナビの広告を見つけました。
このナビは5インチと小さくて、クルマから降りて徒歩でも使えるので、現地を観光中でも、ふと思い付いてお店に寄ったり、行き先を変更することもできます。
「これ良いじゃん?!」

これがそのナビです。
「ユピテルの「YPB508si」という機種で、「オートバックス」の特価品として、「14,800円」で販売されていました。
僕はオートバックスの会員なので、さらに期間限定の割引券が1,800円分。それに今まで貯まっていたポイントが4,000ポイントほどあったので、これらを使って「9,000円!」で購入できてしまいました。
地図データも最新の2013年版で、この値段なら申し分なしです!(大喜)

問題は、このナビをどこに設置するかです。
メインの純正ナビは、地図データの更新が終わってしまったとはいえ、2011年7月に最後バージョンに更新していますので、新東名高速道路が載っていない点を除けば(泣)、まだ暫く使えます。
それに高級HDDナビなので、位置把握の正確さや、動きのスムースさ、ルート選定の自由度、リルートの素早さ、VICS対応などの基本性能は、ポータブルナビには遠く及びません。

そこで、あくまでもメインは純正ナビを使い、現地での観光案内や、事前に自宅で行き先を決めておくのに、補助的にこのポータブルナビを使うことにしました。
となると、必然的には取付場所は助手席の家内が使いやすい場所です。

標準で付属してくる取付スタンドの枠の部分を加工して、そこに金属のステーをネジ止めして、グローブボックスの天井部分とダッシュボードとの隙間に、この金属ステーを差し込みました。
ステーを差し込んだだけでは走行中に揺れるので、揺れ止めのために小さなタッピングビズで固定しておきました。
ナビの重量はそれほどないので、強度的にはこれで十分です。


運転席側から見ると、こんな感じです。
しかし、ここまで運転手から遠く離れてしまうと、5インチ画面は細かすぎてほとんど見えません。
もはや操作することも容易ではありません。完全に助手席様の専用仕様です!(笑)


助手席から見ると、こんな感じです。
万が一、助手席のエアバックが開くことがあっても、この高さなら、何とか邪魔にならないと思います。
それに、金属ステーは手で簡単に曲げられる程度の強度なので、もしもエアバックと接触しても、事故になることはないでしょう。


真後ろから見るとこんな感じです。
純正の7インチに比べると、やはり画面は小さいですね。

さて、今日一日試乗してみたところの感想です。

  • エンジンONで、純正ナビの半分くらいの時間で起動します。流石メモリーナビは早い!
  • 自車位置の把握には、条件にもよりますが、起動後10秒から30秒くらいかかります。
    このあたりは純正ナビに勝てませんが、6年前に購入したミニゴリラとは雲泥の差です。
    (ミニゴリラは、自車位置を把握するのに数分もかかることがありました。。。爆)
    自宅の室内で電源を入れたら、「衛星情報を取得しました」とアナウンスが出て、ぶっ飛びました!
    木造2階建の1階、それも窓から数メートル離れだ場所なんですよ!。衛星を検知するアンテナの感度は、相当良いようです。これは凄いです。
  • 走行中の画面は、数メーター単位で「ズルッ、ズルッ」と小刻みに動く感じで、ここもHDDナビのスムーズさには勝てません。
  • 道路の種別は色で区別されていますが、道路の幅までは表示されていないので、狭い裏道なんかに迷い込んでしまうと、ちょっと苦労するかも?
  • 音声案内のタイミングは、純正ナビに慣れているせいもあるのか、小さな交差点がいくつもある街中では、音声だけで目的の交差点を曲がるのは難しいです。また、「左折して、すぐに右折」といった具合に連続した交差点を曲がる際は、どこを曲がれと言っているか、わからなくなります。やはり画面で確認するのが確実です。
  • 期待していたマップルの観光情報ですが、確かに掲載件数は多いのですが、説明が写真ではなく全て文章だけなので、さっぱりイメージが掴めません。
    ただし、情報誌マップルを購入すると、目的地やお店に「マップルコード」が掲載されていますよね。この「マップルコード」をナビ入力すると、一発で表示されるのは、とても便利です。
  • このナビの凄いところは、オービーなどの取り締まりポイントをしっかり教えてくれるところです。
    「1キロ先に、Hシステムがあります」「Nシステムがあります」「ループコイルがあります」「この先取り締まりエリアです」などと、とても親切に教えてくれます。
    僕は純正ナビにもオービスロムを入れていますが、オービスだけなので、ここまで親切ではありません。
    流石にレーダー探知機の会社です。これなら市販のGPSレーダーを購入する必要はないですね。

ということで、このナビは低価格ながら基本性能は申し分なく、コストパフォーマンスは高いです!
地図データは更新できませんが、取り締まりデータは、パソコンからミニSDカードを使って、毎月更新することもできます。(ただし、データの取得は会員になる必要があります)

これでうちの407は、
① 警察無線やカーロケも感知するレーダー探知機
② 最新のオービスロムを入れたナビ
③ 取り締まり情報機能つきポータブルナビ

という3重の機能が備わりました。
レーダー波のHシステムなんかに近づこうものなら、いっぺんに三人から盛大に注意されます。(爆)

ところで、このナビの電源コネクタは、「ミニUSB」タイプです。
このため、USB変換ケーブルがあれば、パソコンのUSBから充電することができます。
ただし、パソコンのUSBの出力電力は「500mアンペア」までなので、充電はできてもナビを起動させることができません。(ナビを充電、起動させるには、1000mアンペア程度の電力が必要なようです)
自宅で目的地を登録するなど、ナビを車外で使うには、5V電圧を出力する別売の「ACアダプター」を購入する必要があります。
でも、自宅には、ミニゴリラやデジカメ用で、「5V電圧を出力するACアダプターや、シガーライターアダプター」がいくつも転がっています。このナビを、「自宅用」「407の運転席側用」「プント用」にと、色々と使いたいので、何とかこれらを流用したいところです。

ところが、アダプタのDC側出力端子「EIAJ#2」を「ミニUSB」に変換するコネクタを購入しただけでは、充電しかできないという話です。ネットの情報によると、「ミニUSB」の「4番」と「5番」の端子を18KΩの抵抗で短絡させないと、パソコンからの出力とみなされて起動しないそうです。

ミニUSBの端子を買ってきて、変換コネクタを自作する手はありますが、小さな端子に抵抗まで取り付けるのは、かなり面倒です。
う~ん。どうしましょう??