2003年06月21日

15a.パソコンの電源交換

サンデー・パパの自宅には、3台の自作パソコンがあります(正確には5台あるのですが、残りの2台は古くてスペックが低いので完全にお蔵入りしています)。
そのうち、一番メインのマシン(Athlonの1GHz)が、最近調子良くありません。電源が入ったり入らなかったりするのです。最初のうちは電源コードを抜き差しすると直ったのですが、先日からついに全く電源が入らなくなりました。
原因で考えられるのは電源ユニットの故障か、マザーボードの故障です。マザーボードの故障だと、色々と面倒なので気が重かったのですが、試しに別のパソコンから電源ユニットを取り外して入れ替えてみたところ、問題なく稼働しましたので、原因は電源ユニットのようです。
さっそく、近所のパソコンショップに電源ユニットを購入しに行きました。

故障したパソコンは2年3ヶ月前に自作したもので、Aopen製のケースと電源ユニットがセットで、8,580円というものでした。その程度のパーツなので、あまり高価な電源ユニットを購入するつもりはありませんでした。
最初に行った店には、6千円~1万円以上の電源ユニットしか売っていなくて、即、店を出ました。
次に行ったパソコンショップは、岐阜のPCショップとしてはかなり品揃えが良くて、価格も秋葉原並(ちょっと大げさか)なので、とても気に入っているお店です。

このショップでこちらの電源ユニットを購入しました。


NextWaveというメーカーの「SILENT KING」という商品で、350Wの容量で価格は4,580円でした。
電源がセットになった激安のケースでも買える価格ですし、他にもっと廉価な電源ユニット(2,980円程度)もあったのですが、もしかするとまた故障すると嫌なので、何となく1ランク上の製品を選んでしまいました。

外箱の能書きはこのように書かれています。

・大容量のFANなので、冷却風量が50%増加。
・静音設計で、通常電源の60%静か。
・ノイズフィルターで低ノイズ。
・長寿命  等々・・・・・

実は、価格1万円以上もする某社の高級電源ユニットと似たタイプだったのが、購入の決め手になりました。本当にどの程度静粛性が良いのか、興味津々です。

さて、故障したマシンから電源ユニット部分を取り外します。電源ユニットは背面のネジ4本を外すだけで簡単に取り外しできました。
こうしてみると、うちのパソコンはなんだかスカスカです。


写真の左側が取り外した電源ユニット。右側が新しく購入した電源ユニットです。
こうして見ると一目瞭然ですが、新しい電源ユニットはファンの位置が違います。
以前のものは、背面に排気ファンがついていますが、新しいものは、パソコン内部側に吸気ファンがついています。しかもファンの径は12cmという大型サイズです。
これが、静音設計の理由のようです。


新しい電源ユニットを取り付けて、元通りに配線しました。
今度はちゃんと動くでしょうか??
マザーボードの交換ほどではありませんが、ちょっとドキドキする一瞬です。


結果、パソコンは何の問題もなく、安定して起動しました。

これが新しい電源ユニットを身につけたパソコンの背面です。
背面の大胆な網目が、なかなか格好良いでしょう? ちょっとマニアックな感じがします。


サンデー・パパは夏場になると、エアコンのある「防音はなれ」に疎開することにしています。
写真の机の下に2台のパソコンがありますが、右側が今回電源を交換したパソコンです。
左側のパソコンは、故障した代替として、リビングルームから移動して使っていた物です。


さて、静音のほうはどうでしょうか。
確かに以前のものに比べると、かなり静かです。
「全く気にならない程度の騒音か?」というと、流石にそこまでのものではありません。
でも、なんだかとても高級なパソコンになったような気がして、良い感じです(笑)。

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