2011年05月06日

40.LEDポジションライトのエラー解消

407のポジションライトはLEDに交換してありますが、そのまま装着すると、マルチインフォメーションディスプレイに「球切れ警告」がでます。このため、配線に「抵抗」を並列に入れていますが、この「抵抗」の抵抗がバカになりません!(笑)


この「抵抗」の抵抗値は25Ωなので、6W程度の電流量になります。ノーマルの電球は5Wなので、それをボンネットの中で無駄に点灯させているようなものです。しかも、電流を流すと、手で触れないほど盛大に発熱します。
せっかく省電力のLEDが、全くエコになっていないのがずっと気になってました。

そこで、先日ルームランプをLEDに換装した時や、トランクルームランプをLEDに換装した際に、「お化け点灯」を回避するために、200Ω程度の抵抗を入れて成功したことを思い出しました。
もしかすると、407の「球切れ警告」は、電球と同等の電流消費の有無が必要なのではなく、微弱電流でも良いので、「回線に電流が流れていれば、球切れと検知しないのではないか?」と考えました。
そこで試しに、ジャンク箱の中に余っていた200Ωの抵抗を接続してみたところ、これでも見事に「球切れ警告」は回避されました。「な~んだ、そうだったんだ!」 
200Ωの電力消費量は、0.7Wくらいなので、これならLEDのエコを阻害しません。
幸い、200Ωの抵抗はもう一個余ってましたので、左右ともこちらの抵抗に換装です!


しかし、こんなに小さな抵抗をどうやって配線に固定するかが問題です。
配線上に直接ハンダ付けして、熱収縮チューブで覆うという安直な方法もありますが、ボンネット内はかなり高温になります。
以前の25Ωの抵抗は放熱フィンが付いていましたが、これが逆にボンネット内の熱を拾っているような気もします。
熱にも強く放熱効果もあって、ちゃんと固定できる方法を考えながらホームセンターを徘徊していたら、こんなものを見つけました。(笑)


どこにでもあるコンセントですが、真鍮製の端子が適度に抵抗の熱を放熱してくれそうです。 この真鍮製り端子に抵抗をハンダ付けして、コンセントをボンネット内に固定すれば、良さそうな感じです。

コンセントの両端子を仕切っているプラスチックを一部切断して、そこに抵抗を置いて、両端子をハンダで接続しました。そして、コンセントの差し込み部分の穴は、ホットボンドを流し込んで、防水しておきました。


元々がコンセントなので、コードを接続するのは簡単です。(笑)
コードにギボシ端子を取り付けて完成です。


このコンセントは、ヘッドライト上部にタイラップでくくりつけておきました。
配線は長めにしてありますので、暫く様子を見て、熱が問題になるようなら、もう少し別の場所に設置場所を変更してみます。


運転席側も、同じ場所に設置しました。
これで、消費電力はミニマムで済みます !(嬉)