2014年01月05日

5.スタッドレス買い替え(今度は15インチ)

14インチのスタッドレスです。

年末に履き替えたスタッドレスは、うちのイプシロンの標準タイヤ「195/45-16」より2サイズもダウンした「175/65-14」です。
もともとはプント用に購入したスタッドレスだったので、タイヤの直径こそ同じですが、ドライでのハンドリングは、スタッドレスということを割り引いても、今ひとつでした。
コーナーリングはそれほど悪くありませんが、直線では路面の凹凸や轍で常にステアリングを微修正する必要があり、あまりリラックスして乗れません。

クルマ音痴の家内ですら、「このタイヤ、ふにゃふにゃして、気持ち悪いわ!」と言う始末。
しかも14インチは、この通り、見た目がしょぼい!(笑)

そこで、早くもスタッドレスを15インチへアップすることにしました。


イプシロンはフィアット500と同じシャーシなので、「PCD=98mm。ハブ径=58.1mm」という、500用であれば装着できるのですが、問題はオフセットです。
500用の社外品ホイールのオフセットは、たいてい「35~37mm」程度です。
ところが、イプシロン純正ホイールは、ツライチにはほど遠い奥まった仕様なのに、「30mm」という最近のFFにはあり得ないオフセットサイズなんです。

ネットで調べたところ、PCD98で30mmというオフセットは、OZの「アドレナリーナ」「ラウンジ」くらいしか見つかりませんでした。
ところが、これらのホイールをよく調べてみると、「7mmのスペーサーと、スライドボルトを使用する」と書かれています。つまり、このホイールの正体は、「オフセット=37mm。PCD=100mm。ハブ径=70mm程度」という汎用サイズなのです。
ハブリングを兼ねたスペーサーとスライドボルトで、色んなホイールサイズを作っている訳で、OZはよくこの手を使います。

「そんなことなら、我が家の特注スペーサーで十分じゃん!」と考え、プントの夏タイヤ用に使っていたRAYSの「ベルサス・ツーリスモ・スパーダ」を使うことにしました。


タイヤの銘柄は色々と考えたのですが、結局、安価な価格に釣られてダンロップ製「DSX-2」にしました。
つまり、家内に「ふにゃふにゃで嫌だ!」と酷評された14インチと同じ銘柄です。(笑)

ただし、今度はタイヤ幅が「175→185」に広がり、扁平率も「65%→55%」になったので、ハンドリングはかなり改善されると思います。(と、期待してます。。。汗)


今日、いつものタイヤ屋さんに行って相談してみると、「在庫があるので、今すぐ作業できますよ!」と、快い返事。

この言葉に押されて、即断してしまいました。(爆)


「ベルサス・ツーリスモ・スパーダ」のサイズは、「リム幅=6.5J」「オフセット=43mm」です。

20mmのスペーサーを使用しているので、出来上がりのオフセットは、「43-20=23mm」になります。
純正のホイールは、リム幅は同じ「6.5J」で、オフセットは「30mm」なので、それよりも7mm外側に出たことになります。
ただし、タイヤ幅が195から10mm狭い185になったので、片側で5mm狭まったことになります。

つまり、「ホイールが7mm外に出て、タイヤが5mm内に引っ込んだ」ことになるので、差し引きすると、計算上はほとんど同じになります。

このため、ボディ側面との出面は、純正タイヤとほとんど同じ感じです。

イプシロンの「ゴールド」というグレードは、純正で15インチを履いているので、このサイズなら外観的にも違和感がありません。
少なくとも「しょぼいな!」イメージはだいぶ遠のきました。
これなら、悪くありません!(嬉)


運転してみての感想です。

以前の14インチに比べると、ハンドリングはかなり改善されました。
ステアリング切り始めの「ぐにゅっ!」とした不快な感触はほとんど無くなりましたし、路面の凹凸や轍でフラつくことも無くなりました。
ザラついた路面では「ゴー」という走行音が少し耳につきますが、乗り心地は悪くありません。

ガンガン飛ばす気にはなれませんが、「これならドライでも快適にドライブできる」と思います。