マツダ・クロノスの紹介

マツダ・クロノスは、こんなクルマでした


1992年7月に新車で購入し、2004年2月までの12年間可愛がっていたクルマです。初めて購入した2L超のクルマだったので、もうウキウキでした。
この頃のマツダは複数の販売チャネル毎に兄弟車を持っていて、クロノスの兄弟車は、マツダ店「MX-6」、アンフィニ店「MS-6」「MS-8」、ユーノス店「ユーノス500」、オートザム店「クレフ」、オートラマ店「プローブ」「テルスター」と、なんと7車種もありました(驚)
このため、最も販売台数が多かったクロノスでさえ、街で見かけることが珍しい超マイナー車でした(笑)。


エンジンはV6 2500cc DOHC24バルブ。馬力はネットで200PSでした!
ボディサイズは 4695mm×1770mm×1400mm の3ナンバーですが、車重が1200kg少々しかないので、なかなか速いクルマでした。(嬉)


ただし、やたらと故障の多いクルマでした。
エンジンのカムのラッシュアジャスターが不良となり、1個 6千円する部品を24個も交換しましたが、2年後にまた再発しました(泣)。ウォーターポンプも異音を発してたので、エンジン始動直後はガラガラ、キャーキャーと盛大な騒音でした(爆)。
ラジエータも亀裂ができて、走行中に盛大な水蒸気を噴き出しました。
エンジンオイルもATオイルもブロックの隙間からダダ漏れ状態で、漏れ止めケミカル剤でかろうじて大災害を食い止めてましたが、ガレージの床は茶色(エンジンオイル)と緑(冷却水)と赤(ATオイル)の液体でいつもベトベト状態。いつも予備のオイルと冷却水とATオイルをトランクに積んで走ってました(汗)。
エアコンやキーレスの制御ユニットなどの電装系も次々に逝って交換。
ボディパネルの合わせがいい加減なので、ドアシールは何度取り換えても摺れて穴が開いてました。リアウィンドとボディの隙間からも雨漏りしてて、トランクのスペアタイヤが水浸しになってました。(泣)
さすがにこんな状態では不安だったので、好きな車でしたが泣く泣く手放しました。


全幅は3ナンバーですが、車体の角が丸く窓も大きくて視界が抜群に良かったので、狭い駐車場でも苦労しませんでした。この頃のマツダ車のデザインは、本当に秀逸でした。おかげで10年以上乗って古くささを感じずに済みました

兄弟車にMX-6というクーペタイプのスポーティカーがありましたので、フロントだけこのクルマのスプリングとアブソーバーに交換してました。このためフロントだけ5cmほど車高が落ちていますが、リアスプリングが柔らかいので、後席に人を乗せるとちょうど良い車高でした。(笑)


ホイールはワークの「E-WING III」に換えてました。2ピース・5本ホイールのデザインは当時の定番でしたね。


リア周りはちょっと重たそうな感じですが、純正のトランクスポイラーがバランスを保っています。リアコンビネーションランプの面積の多さが、残念ながら今風ではありませんね。
でも、今や定番となったクリアウィンカーをこんな昔から取り入れていたあたりは、やっぱりデザインの先見性があったと思います。

その他の細かい改造は、こちらのページに掲載しました

●クロノスのメンテ日記は、こちらです。
クロノスのタイヤ交換(2002.03.16)
クロノスのATオイル交換(2002.09.21)
イリジウムプラグとサイドマーカー交換(2002.10.05)
クロノスのオイル交換(2003年7月12日)

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